どうも、大西です。
府前路と忠義路に建設がされている台南市美術館2号館がそろそろ完成に向かっています。
完成予定図 *台南市政府写真提供
開館は2019年の1月27日を予定し、作業も終盤を迎えています。
この建設予定地が更地の時から建設の工程を毎日のように見ていた私としては、台南の中心に位置するこの場所が芸術を通じて世界とどうつながって行くのかが楽しみ。これから年月が経った後に、更地からこの美術館が建設された工程が私の中でフラッシュバックされるんだろうなと思う。
この台南市美術館2号館を設計した日本の建築家、坂茂氏が同市の名誉市民として表彰されることが決まったそうで、同じ日本人としてダブルの喜び。
2014年に建築界のノーベル賞といわれるプリツカー賞を受賞した坂氏は、同年台南市が公募した業者選定プロポーザルで最優秀者に選ばれ、2館構成となる同館の2号館のデザインを手掛けました。
設計に当たっては、台南市の木であるホウオウボクの花をモチーフにした五角形の屋根で台南市の形状を表したほか、あえて変化に富んだ形にして、多様な方向から階段を設けるなど、随所にユニークな工夫が凝らされた。
この美術館2号館の所在地は日本統治時代に「台南神」社が建立された場所で、戦後は忠烈祠や体育館、駐車場などとなっていました。
ちなみに美術館1号館もすでに2号館のすぐ近くにオープンしており、日本統治時代の警察署庁舎をリノベーションした外観で話題を呼んでいます。(EXILEのAKIRAと台湾の女優林志玲リンチーリンも挙式をここで挙げるとか)
*台南市政府写真提供
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